京都、西宮、徳島のフラメンコスタジオ:エルポカ岡崎フラメンコスタジオ
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EL・POKA岡崎エストゥディオ
“第28回フラメンコフェスティバル”
2007年9月23日(日・祝)、京都会館第2ホールにおいて華やかな舞台を繰り広げました。
ゲストに伊藤日出夫氏を向かえ、研究生一同、身の引き締まる思いで、
日頃の成果を確かめながら、それぞれが精一杯踊りきりました。
 
MARIA 
伊藤氏の曲「ノスタルヒア」を
せつなく哀愁を込めて熱唱!
手探りの意味の「ティエント」
も妖艶に薫り高く舞いあげる。
EL・POKA 岡崎
その独特の粋なしぐさ!
男性でありながら色香を放つ。
タコネオは時に強く逞しく響き、
時に優しく語りかける!
原 舞
MAIの踊りには母なる大地の
豊かさを感じる。
狂おしい苦悩の顔と愛らしい
天使の笑顔が混在する。
本番の前に全員集合!気合を入れて?ハイポーズ!
 
幕開けセビジャーナス
何やら、ざわざわと三々五々に集まってくる娘達!セビージャの花祭りさながらに踊れ、踊れ!
 
タラント
ラストシーンの後ろ姿が印象的!
苦しみの中で「明日も生きる!」誓いを込め…
ニーニャ達のタンゴとグァヒーラ
可愛いけれど、大人顔負け!
一段と上達したお姉さん達と優雅に踊り楽しみました!
 
ソレア
何か大きな力に導かれてさまよい、燃える心がふつふつとたぎる。
孤独の中から生まれるのは愛か憎しみか?
神が与えた試練の果てには…
ポル・ブレリアス
滔々と流れる大河の様なソレアのリズムと
軽快なリズムのブレリアが見事に融合し、
織り成される!
 
 
アレグリアス
清楚で可憐な乙女達が楽しげに戯れ、舞い踊る。
今にも、明るい笑い声が聞こえてきそう!
ファルーカ
華々しい脚光を浴びながら、明日は死と向かい合う闘牛士!
人生の光と影!明と暗…
 
グァヒーラ
艶やかな扇捌きで、眩いばかりの華やかさ!
想うは恋しい人のこと?その笑みは誰のため?
 
イリサシオン
七色の虹の如く光り輝く個性!
ルンバ、ブレリア、タンゴ、ロメーラ、ティエント、シギリージャ!
次々と展開される曲の変化も面白く…
カラコレス
華麗なるマントンの動き!
バタ・デ・コーラの動きとの絶妙なタイミングは、
学ぶ価値あり!でも、難しかった〜〜
 
                      「ノスタルヒア」
    友情出演してくださった伊藤日出夫氏の曲「ノスタルヒア」をマリアが切々と哀愁を込めて唄う。
    日本のフラメンコの原風景とも云える戸隠伝説を描いた曲の調べは、
    壮大な空気感を持ち、叙情豊かなものだった。
 
シギリージャ
重厚で難解な曲に立ち向かう二人!
カンテとギターと踊り手と、そしてカホン(打楽器)の四位一体の極限を見せるような世界が、荘厳に繰り広げられる。
アレグリアス
エル・ポカを観ると、その何気ない
仕草から粋(すい)を感じる。
表現力の豊かさからは、生き様を
魅せ、何故か色香をも感じさせる。
伊藤日出夫氏とエル・ポカ岡崎
この、二人の笑顔!
共に日本のフラメンコ界を支えてきた同志であり、こよなく愛する
フラメンコへの想いは語りつくせない。
語らずとも分かり合える感動を共有した喜びの瞬間だ!
フィン・デ・フィエスタ
ああ、いよいよ終わってしまう〜と、まだまだ踊り足りないような顔、顔、顔!
でも、やり遂げた充足感もあり、仲間達と分かち合った喜びの時間は、忘れえぬ宝物!!
揺れる万国旗の下で、込み上げる感謝の気持ちは、お客様に届いたでしょうか?!




      フォトグラファー:中谷 基
 (モトイスタジオ 075-323-6633 http://www.motoi.co.jp
 
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